2009年01月30日

ウチのユーフォニアムパート

 私の所属する ARTHUR SYMPHONIC WINDS TOKYO は、東京の中野区あたりで細々と活動してゐる吹奏樂團です。元々はエキストラで出演した(ユーフォニアム奏者が長期休團とのことで)のですが、選曲や、當時の指揮者のリハーサルに惹かれ、入團したのでした。パーシケッティの「ディベルティメント」、コープランドの「静かな街」なんて、なかなか普通の樂團では、採り上げられませんからね。

 翌年はグレインジャーの「リンカンシャーの花束」をやることになり、ユーフォニアム奏者を探しました。丁度「ゆーふぉ吹きのほーむぺーじ」のかとうくんが上京してゐたので、彼を誘ひましたところ、トランペット吹きの奥さんが、前々からウチの樂團に興味があったとのことで、お二人とも入團してくれました。

 その後、すったもんだありまして、私が指揮を振ることになって、「EUPHONIUM CD Club」の、のたりさんが入團されたり、色々ありました。しかし、こんなにマニアックなユーフォニアム奏者が固まった樂團もないでせう。今思ひ出してもニヤけてくるから困ったものです(笑)。

 のたりさんが仕事の關係で退團したあとには、マダムブルーさんが入團。旦那さんがやっぱりトランペット奏者で、渋谷区青少年吹奏楽団で面識がありました。樂器店でばったり會ったところをスカウト。これまた二人とも入團といふ偶然。私とかとうくんのマニア度に耐えられるかと心配しましたが、全く問題なくバリバリ吹いてます。これは、彼女がタフなのか、それとも私達が案外普通なのか???

 素人ながらに、曲が求める音を追求して、ユーフォニアムだけではなく、イギリスのバリトン、アメリカのバリトンホーン、ドイツ式のバリトンなどの持ち替へなど、いろいろやってきました(サクソルンバスだけはやってないな)。

 そのうち私が休團し、戻ってきたら今度はかとうくんが休團。といふことで、ただいまユーフォニアム奏者募集中です。

 この雰圍氣でも、すっと入れる人(笑)、ご連絡下さい。
     ↓
  カイゼルバリトン

 團費や練習日、會場など、詳しくは樂團のサイトをご參照下さい。ちなみに次回定期演奏会の予定曲目は、

・伊藤康英 「北海変奏曲」
・保科 洋 「風紋」
・リード  「エル・カミーノ・レアル」
・フンパーディンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より「第2幕より夕べの祈り、パントマイム」
・ハチャトリアン 「バレンシアの寡婦」

 等です。
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2008年10月06日

樂團復歸

 先週の土曜、やうやく樂團復歸しました。

 11月の本番は

「風紋」(課題曲版)
「オペラ座の怪人 セレクション」
「エル・カミーノ・レアル」

です。オペラ座の怪人にユーフォニアムのソロがあるのですが、先週の練習では、擔當者がゐなかったので、代はりに吹いてみました。本番は吹かないと思ふと、かなり氣樂です。で、後で録音聽いてみたら、うーむ、まだまだ。お客さんが耳を傾けるやうなレヴェルにはほど遠いです。

 エル・カミーノ・レアル、同じやうに吹いてゐるつもりなのに、録音では、聽こえたり、聽こえなかったり。それと、ちよっとしたオブリガートがあるのですが、録音では鼻が詰まったやうな音。いくら何でもをかしいと思ひ、何度も聴き直したら、バリトンサックスも同じフレーズで、そちらの音が目立ってゐたと判明しました。

 これに氣付いてからふと思ったのは、合奏中、演奏者同士でニュアンスを整へようとする動きが、殆どないのです(ユーフォ同士では感じられるのですが)。私が入團したころは、たしかさういふことを自主的にやってゐましたが、團の状況も色々と變り、「ただ一緒に吹くだけ」の雰圍氣になってゐるやうに思ひます。個々人の努力と、合奏のリハーサルといふのは、質が異なるものだと思ひますが、合奏の時間が個々人の努力タイムになってしまってゐるのが現状です。合奏のソロの部分がどうだったか、カミさんに訊いても、そんなのあった?といふ返事がきてしまひます。

 最も、さういふ一般バンドの方が多く存在し、さうした状況に歯向かふと干されるといふのが常です。カミさんの方が普通なのかも知れません。ミーティングで、以前よりもレヴェル的に上がってきてゐる、といふ意見も聞きましたが、私にはどうしてもさうは思へないのでした。お客さんからしたらどうなのでせうか。そこが膽心なやうに思ふのです。
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2008年07月11日

祝500,000アクセス!

 PROJECT EUPHONIUM の各サイトに設置の共通カウンターが、たうとう500,000アクセスを突破しました。ご愛顧いただき、まことに有難うございます。

 最初は個人的なサイト「山の手資料館」の一部でしたが、今は色々な方向からユーフォニアムを愉しめるやうな、複數のサイトを運營してをります。實はもうちょっと増やす豫定です。

 頭の中で「かうしたい」と思ってゐても、實現するのは骨が折れるものです。何の知識も持ち合はせないまま、サイトを試行錯誤で立ち上げました。何故わざわざそんなことをしてきたのかと言へば、やはりユーフォニアムが大好きだからでせう。大好きだから、贔屓の贔屓倒しにしたくないですし、無理な背伸びをしたくないのかもしれません。

 竹山道夫氏の「ビルマの竪琴」に登場する古參兵のやうに、ありたいと思ふのであります。
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2008年07月02日

間もなく50万アクセス

 今週末あたり、いよいよ50万アクセスですね。ゲットした方は、是非コメント入れてくださいね。携帯画像とかありましたら、送って下さい。何かプレゼントとか、あるかもです。オフ會では、口を揃へて「楽器!」と言はれました(笑)。
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2008年05月04日

思ひつづれば

 このサイトを立ち上げてから、8年近くなるやうです。思ひ返すと、「自分の質問に滿足に応へてくれるサイトや資料がないのなら、自分でそんなサイトを作りゃいいぢゃないか」と思ったのでした。自分がかつて抱いた質問と同じ質問を持った人に資料を提供し、「なるほど、さういふことだったのか」と思へるサイトを作らなくてはなるまい、そんな風に思ったのだといふことを、つい昨日思ひ出しました。

 最初に取りかからなくてはならないと思ってゐたのは、「テナーチューバ」に関してでした。日本で「テナーチューバ」と稱されてゐる「テノールホルン」「バリトン」などを、畫像付きで紹介せねばならない。そしてそれぞれの役割を傳へなければならない。そんな風に、ノソノソとやってきました。

 近々、私の集めた楽器が、書籍に掲載されます。ありがたいことです。明日、撮影に、藝大へ行ってきます。
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2008年04月20日

普通の日記

 アレキのB管テノールホルン、ウィルソンのバリトン、B&Hのユーフォ引っ提げて、リハに參加。リハ前には、ダクさんでテノールホルンのコルクの交換とロータリーの應急調整(Nさん、毎度お世話になります)をし、その後、澁谷で山形から來た母方の親戚と食事。はい、明日擧式なので・・・ ってことで、頃合ひ見計らって中途退場。

 リハには午後8時頃から亂入。降り板の「たなばた」をやってゐたので、ドアの外で待機。そのうちクラリネットの一人がテューニングしだしたので、終ったなと思ってドアを開けると、丁度ロマンチックな部分が始まったところ。あまりのタイミングに、U女史を爆笑させてゐたらしい(「新郎登場!」って感じだったさうだ)。

 J.F.ヴァークナーの双頭の鷲の旗の下に」で、アレキのテノールホルン初合奏。パート譜にはテノールホルンとかバリトンとかがあるのだが、いかんせんオランダのデ・ハスケの譜面。テノールホルンがなくてもいいように作ってあり、これらの全パートが同じことをやる。ドイツのルンデルの譜面だと、また違ってくる。後者の場合、第2、第3テノールホルンは、後打ちばかり。他国の編曲譜と違い、ドイツ・オーストリア・チェコの響き(後打ちの面子が多く、裏拍が強調される)になるので、嫌いぢゃないが(笑)。

 リハ終了後、クラリネットセクションの婦女子から、お祝ひのプレゼントを頂く。明日クラリネット四重奏をやってくれる方々に「ヨロシク」とお愛想。てっきり私もなにか吹くものと思ってゐたらしい。本殿に繋がった部屋で披露宴なので、ラッパ系は演奏不可。って、演奏可でも、多分吹かなかった。ラッパ好きの私が、自分の結婚披露宴でラッパ吹いたって、「やっぱし」となるだけで、どうもそれが氣にかかる(他人の席なら喜んでやるのだが・・・)。やりたくないわけではないが、私の役割は、趣味を開陳するよりも、もっと別なところにあると思ったのだ。(勿論これは私が私自身の披露宴に對して思ふことだ。他の方がその方ご自身の披露宴で演奏すること、それについて批判してゐるのではない。念のため。)
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2008年04月13日

やっとリハに參加

 やっとリハに參加できました。Basson の代奏や、オーストリアの行進曲もある爲、奏者3人なのに樂器がズラー。

 200413.jpg

 左から、私のテノールホルン(Melton)・バリトン(Willson)・ユーフォニアム(Boosey & Hawkes)、かとうくんのドイツ式カイゼルバリトン(Miraphon)・バリトン(Yamaha)・ユーフォニアム(Willson)、マダム・ブルーさんのユーフォニアム(Yamaha)。
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2008年03月27日

渋谷区青少年吹奏楽団 第30回定期演奏会

 200326.jpg
 リハーサル風景

 毎年3月26日になると、特別な感情が湧き上がります。私が高校を卒業するまで所属してゐた渋谷区青少年吹奏楽団の「定期演奏會の日」なのです。ここ15年ぐらゐは、土曜か日曜の開催でしたが、今回第30回を迎へた定期演奏会は、再び3月26日の開催でした。所は渋谷CCレモンホール(私には「渋谷公会堂」の方が馴染みがあるのですが)。

 自分の息子や娘といってもいいくらゐの子供らに混じって、久しぶり(5年振りくらゐ)にお手傳ひさせて頂きました。ユーフォニアムは6人もゐるので、トロンボーンを演奏しました。といっても、クラシック用の樂器は持ってゐないので、ビッグバンドで使ってゐたキング3Bに、大きめのマウスピース(バック5G)をつけての演奏。それでも、ffでアクセントとなると、カキーンと音が張ってしまひますが、まぁ仕方がないです。

 近年恒例のゲスト演奏(この樂團の卒團生)は、クラリネットの三界秀美氏(東京都交響楽団首席)。當團一期生ださうです(私は七期あたり)。曲目はウェーバーの小協奏曲。ソロは勿論、小編成の響きがまた良かったです。といふよりも、なんと言ひますか、曲の格が違ひすぎると感じました。A.リードの曲も、これはこれでいいのですけれどね。私は降り板でしたが、響きに浸りながら、うらやましく聽いてゐました。

 あまり知名度のない樂團なのですが、卒團生には、プロとして活躍する人が結構ゐるのです。三界さんの他にも、

 バストロンボーンの野々下興一君(フリー)
 トランペットの奥沢大輔君(ディスニーシー、フリー)
 ギターの新井伴典君(在團當時はクラリネット)
 テノール歌手の大久保憲君(在團當時はトロンボーン)

他、音大等を卒業して、音樂隊やソリスト、指導者、フリーとして活躍する者がゐまして、當團の講師となった者(フルート、クラリネット、トランペット)もゐます。面白いことに、最初から上手かった奴もゐるにはゐるのですが、どっちかと言ふと、「コイツ、高校卒業したら、もう樂器なんかやらないだらう」と思ってゐたやうな輩に、プロとして活動してゐる者が多いのです。もしかして他にやることなかったのでせうかね。

 會場には野々下君も來てくれまして、「先輩、いつのまにトロンボーンになったんですか」と突っ込まれました。1部終了後に樂屋に來たので、2部は彼の耳を意識する羽目になってしまひました(笑)。野々下君はスタジオでも活躍してゐるので、映畫のクレジットで彼の名前を見つけて驚くことも屡々です。數年前、「海猿」と「ローレライ」でやられました。映畫はつまらなかったけれど、彼のプレイがよかったことが記憶に殘ってゐたりします(笑)。
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2008年02月26日

繼續は力?

 出來るだけ毎日吹かうとしてきたのですが、1日2日空いてしまふこともありますな。

 でも、自然に速いリップスラーが出來たり、今まででは考へられない程速いスピードで吹けたり、回らなかった指が回ったり、譜面のややこしい部分を見ても割とクールに捉へられて、意外に吹けたり、とまぁ、面白くなってきました。

 私の師匠、泰山龍基氏の名言、「人の三倍練習すれば、しょうがなく上手くなる」とのことです。

 さうさう、泰山氏や早川潔氏は、專門教育を受けた後に、単身アメリカに乘り込んでジャズと取っ組み合ってきた方(山岡潤氏よりもずっと昔)なのですが、あまり採り上げられないのが殘念です。「日本のユーフォニアム界のアウトサイダー」と、勝手に應援させていただいてをります。
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2008年02月19日

どこいったかな

 マインル・ウェストンのトリガーガード(ディスタンス・ホルダー)を装着すると、身體と樂器との間隔が廣くなります。これによってマウスパイプレシーバーの角度が變ってしまひ、音のコントロールがし辛くなってしまひました。もう少し、樂器を高い位置で構へると具合がよささうです。

 それで、自家製の枕ではなく、以前に使ってゐた、市販の座奏用枕
  


を再度使はうとしたのですが、どこかへ行ってしまったやうで、どうしても見つかりません。自家製の枕よりも厚みがあるので、これで上手く行きそうな氣がするのですが・・・

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2008年02月17日

リハ參加 ウィルソンのテノールホルン

 久しぶりにリハに出ました。

 パリの喜び/オッフェンバックロザンタル
 微笑みの國/レハール
 マゼランの未知なる大陸への挑戦樽屋 雅徳

 オッフェンバックとレハールは、ウィルソンのテノールホルンで2ndバスーンを吹きました。1stバスーンはかとうくんがベッソン・ニュー・スタンダードのバリトンで吹きましたが、バランス的に丁度良い感じでした。

 3ヴァルヴコンペなのに、やけに1+3や2+3のピッチが高いなぁと思ってゐたら、第3ヴァルヴの枝管が、かなり短いことに氣が付きました。第1ヴァルヴと第3ヴァルヴの抜差管とを比べてみると、なんと第1の方が長いことも分かりました。第3を抜いてゐましたが、演奏してゐるうちに管が入り込んでしまふので、えいやっ、と第1第3の抜差管を入れ替へました。これで、いい感じです(笑)。

 オーストリアの行進曲もあるので、今回は3台駆使することになりさうです。よろしくね > かとうくん、マダムブルーさん

 リハの合間に、最近少し練習を始めた、バッハ無伴奏チェロ組曲の第2番プレリュードを吹いてゐたら、かとうくんが「岡山さんは2番が好きなんですか」と。今日は思ったよりコントロールが効いたので「好きさう」な表現になったのか??? ま、好きは好きです(笑)。

  willsontenor.jpg

 ウィルソンのテノールホルン(イギリスのバリトンより少し太い。ドイツ式のテノールホルンや、アメリカのバリトンホーンに近い太さ)、かなりよいです(値段もかなりしますが…)。リンカンシャーの花束のソロ部分を吹いてゐると、「うぉぉぉ、これだこれだ」といふ感慨に耽ってしまひます。アメリカのバリトンホーンの時もさうでした。マウスピースはデニスウィックのSMB9がしっくりきました。

 かとうくんに吹いて貰ったら、テノールホルンっぽい音色、で、マダムブルーさんに吹いて貰ったら、ユーフォと同じ音色でした(笑)。
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2008年02月09日

祝450000アクセス突破!

 まぁ、サイトも商賣も細々とやりながら、よくここまで保ったと思ひます。これも皆樣のお陰でございます。

 久しぶりにオフをやったり、ESSEを組んだりしたいのですが、生活の方がもう一息ですね。

 さしあたっては、

・樂團復歸
・文献翻譯
・(音出しの)オフ會
・ESSE(ユーフォ・テューバのジャズコンボ)活動
・夢のレコーディング(Band in a Box)

をやれるやうになったらいいな、と思ってをります。

 仕事してゐると、「もう2月かよ!?」などと思ふのですが、まだ始まったばかりです。愉しい時間を求めて行きたいものですな。
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2008年02月06日

知り合いから

 私がこのサイトに書いてきたことと同じ話題が、2ちゃんねるでも話題になってゐるといふメールを貰ひました。或いは、私が2ちゃんねるに書いてゐるのでは、と心配されてメールをくれたのかも知れませんが・・・ そんなことをしてゐる暇は、私にはないです。

 私達は(いや私は)事實の前にひれ伏すことよりも、とかく獨自と思ってゐる考へや、當たり前と思ってゐる思想に拘泥しやすいものです。しかし、そのやうな考へや思想といふものは、事實であるかどうかといふことよりも、自分がさう思ってゐるといふ點にしか、根拠がないのです。恐らく私が取り組んできてゐることとは、まづは事實の前にひれ伏さうとすることです。そこから、自分が拘泥してきたものが見えてきます。さうして初めて自分が獨自と思ってきた考へや、當然と思ってきた思想が疑はしくなってくるのです。不完全で無責任であった自分が分かってくるのです。

 無論、それで私が完全になったわけではありません。まだまだ分からないことだらけなのです。そして、ああさうか、と分かりやすいときほど注意が必要だと、少しは思ふやうになってきました。

 そのやうな私の態度が、いい氣分で解説をしてゐる(してきた?)人には厄介に映るやうです。しかし私が知りたいのは、やはり事實なのです。そして物事を本當に知りたいのなら、わかりやすい解釋も説明も不要で、ただ、事實の前にいつでも土下座する心こそ、最も肝要だと、ますます思はれるのです。

 「世の中で自分だけがわかってるなんてことは、さうありゃしないんだ」(「麻雀放浪記」より)
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2008年01月31日

今月のパイパーズ

 風邪を引いてしまひ、體調ボロボロです。S氏と呑み語らふ豫定でしたが、それも出來ず、無念。その代はり、G.Dullat氏の本を數冊注文しました。樂しみです。

 それはさうと、今月のパイパーズは「アルトホルン」の記事があるさうです。とっとと買ひに行きたいのですが、なかなか叶はず。畫像見るだけでもワクワクなのですがね。

 渡辺功氏の對談も興味津々。

http://pipers.co.jp/pipers/new.htm
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2008年01月28日

防音室で練習

 防音室で、出來るだけ毎日練習するやうにしてゐます。歸りが早くて8時、大抵9時過ぎになることが多い爲、30分から1時間程度ですが。

  1280355.jpg

 練習パターンはこんな感じ。

・レミントンウォームアップの1ページ目(全音符で半音階のインターヴァル下降)

 これ以降はメトロノームとチューナー使って、
・ロングトーン(BdurからFdurまで下がる。Bdurから今度は上がってオクターヴ上のBdur、さらにFdurまで)
・スケール(適当に5つぐらゐ。2オクターヴ)
・レミントンウォームアップの16分音符タンギング
・リップスラー(適度に)

 で、曲にチャレンジ(メトロノームとチューナー必須)。樂曲によって、樂器を變へてゐます。今のところ、ユーフォとテノールホルン中心。

○ ユーフォニアム(B&Hで)
 ・スパーク「ドラゴンの年」
 ・オルフォード「ボギー大佐」
 ・オルフォード「ナイルの守り」

○ テノールホルン(MELTONで)
 ・マーラー「交響曲第7番」
 ・タイケ「ツェッペリン伯爵行進曲」
 ・タイケ「舊友」
 ・ドイツ陸軍行進曲集第2巻(1.TENORHORN BOTE & BOCK版)

 フレンチテューバやイギリスのバリトン、アメリカのバリトンホーンも練習しておきたいですが、なかなかさうも行きません。
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2008年01月20日

444444ゲット

 自分で踏んでしまひました。

  444444.jpg

 スクリーンショットのやり方をすっかり忘れてゐたので、調べてみたら、色々な技が増えてゐたので驚きました。

 今日はタイ料理屋開店の案内をかねて樂團へ。「パリの喜び」とレハールのなんちゃら、「ウィーンはいつもウィーン」の合奏に加はりました。瞬發力が大分落ちたことを實感(涙)。「ウィーンはいつもウィーン」は、カラヤン/BPBOの名演みたいに、派手に編曲します(Tenorhorn, Bariton はね)。

 狭い防音室で練習してから、廣い練習所に行くと、なぜか音色がブリティッシュな感じです。それも、力まないで、効率的に吹かうと意識すると、さうなってゐました。イギリスの樂器を吹いてゐるからでせうか???

 部屋がまだまだ片付きませんが、明日も仕事なので、もう寝ます。

 タイ料理屋、是非ご来店下さい。贔屓目なしに本當に美味しいです。「プーパッボン カリー」がお薦めです! 池袋西口、地下12番出口から、わづか30秒です。

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2007年12月27日

防音室完成

 念願の防音室が完成しました。

 新居に4帖半の納戸があるので、そこに防音室を作りました。何社も見積依頼したり、中古を探したりした結果、お願ひしたのは、大阪の「ホーム☆オリジナリティー」さん。組立式防音室ではなく、「小さな部屋」を作ってもらひました(移動や建直す場合は、50%〜60%程度。増築も可)。消音性能45dbで、廣さ約1.5帖ですが、東京までの出張費、防音仕様の換気扇代を加えても、他社の半値近くでした。

 一般に、低音域は防音が弱く、防振の強化が必要です。今回は、防音室の下に10mmゴム板を2枚(ギザギザの山型カットの物と、普通の物)重ね、防振に對処しました。試奏してみると、やはり低い音は漏れやすいようですが、深夜を除けば、大丈夫さうです。一應ご近所さんにも、喧しかったら教へてください、と挨拶してきました(これ、實はかなり有効な防音對策のやうです(笑))。

 息子さんと大阪からはるばる上京し、施工して下さったホームオリジナリティーの蓑田さんと記念寫眞を撮りました。樂器と防音室がなかったら、二人ともちょっと危ない感じですな(笑)。防音室の寫眞は、天氣の良いときにでも撮ります(まだ部屋の電氣が入ってゐないので、夜は撮れない)。

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2007年11月12日

防音室3

 いよいよ年内に引越の可能性が高まりました。色々手配が始まってゐます。

 で、組立式防音室導入も實現しさうです。それも、早ければ年内に! 暫く樂器を吹いてゐない私にとっては、まことにお目出度い展開です。まぁ、本當に導入するまでは氣が抜けませんが。

 色々調べてゐましたら、都内ではありませんが、元氣のよい業者がありました。早速見積もりを依頼しましたら、全國進出をかけてゐるのでせうか、45db(ただし吸音あり)や40dbなのに、業界の半値近い回答でした(大手樂器メーカーと比べたら、ドンキホーテ竝の激安)。ここで決定です。○○が△△したら、発注かけます。特注サイズですが、納品も2週間程度とのこと。全てが上手く行けば、年越しユーフォも可能といふ夢のやうな事態です(笑)。

 導入成功したら、詳細をレポートいたします。
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2007年11月05日

防音室2

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  (ヤマハより拝借)

 さて、そこで思ひついたのが、組立式防音ユニットです。これなら物件を賣っ拂ふことになっても、中古として賣ることが出來ます。移動も出來ますしね。

 大手樂器メーカーのものが有名(アビテックスとか)で、デザインも洒落てゐますが、かういふ防音室を直接製造してゐる業者もあって、價格が20萬圓ぐらゐ安かったりします。見てくれは昔のIBMのパソコンみたいに質素ですが・・・ 早速某業者のショールームにユーフォニアムを持ち込んで試奏してみました。

 試奏したのは、2帖タイプでしたが、団地サイズではない、フルの2帖ですので、結構廣く感じました。高さは2mくらゐがよささうです。ウチの場合、實際に導入するのは、1.5帖タイプになります。

 で、昔の防音室と違って、とても吹き心地がよいです。遮音性能を確かめたいので、本番よりもガンガン吹きましたが、思ひっきり吹いても、詰まった感じはしません。

 肝心の遮音性能ですが、ユーフォニアムや金管樂器・サックスで24時間バリバリ吹きたかったら、40db以上はないとダメですね。35dbでもなんとかなりさうでしたが、マンションで深夜にバリバリは無理です。普通の音量なら、なんとかなりさうでした。とは言へ、性能が40dbや45dbになると、本格的なスタジオで使ふレベルですので、1.5帖でも100萬圓前後になりさうです。

 ちなみにクラリネットは、35dbあればマンション深夜にffでも大丈夫さうな感じでした。30dbだとやはり「うるせーな」と感じるでせう。

 35dbで、室内に吸音スポンジを貼ったり、部屋の床を絨毯にして、ゴムを並べて、その上にユニットを置くとか、工夫すれば少しは何とかなるかも知れません。もうちょっと調べてみます。
タグ:防音室
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防音室

 もしかすると年末か年明けに引越しすることになるかも知れず、新しいマンションの間取圖を見ながらリフォームを考へたりしてゐます。で、その中の4帖半の部屋(法律上「納戸」扱ひ)を防音室にしようかと色めき立ったのです。

 いろいろお勉強して、分かったことは、

・安く上げようと思って中途半端に防音しても、あまり効果なし

 といふことです。200萬圓ぐらゐお金をかけるか、トンカントンカン自作する(時間に余裕があって、作業場が確保できて、本棚ぐらゐなら簡単に作れる人のみ可能)しかありません。

 もう一つ問題があって、これは私が不動産業に従事してゐるのでよく判るのですが

・折角施工しても、「防音室」の財産價値はゼロに等しい

 これ、マンションの場合、痛いですね。200萬圓以上かけて防音室を作ったからといって、この部屋が普通よりも高く賣れるなんてことはありません。防音室なんて、あくまで趣味の領域ですので、一般の人には全く關係ないのです。それより、200萬圓のリフォームって言ったら、全室フローリング、キッチン・バス・便器取替へ、ウォシュレットまでついちゃひますから、一般的にはそっちの方が購買意欲をそそられるわけです。

 さてさて、どうしますか。
タグ:防音室
Copyright(C) 2007 岡山(HIDEっち) (PROJECT EUPHONUM http://euphonium.biz/) All rights reserved. 文章・画像の無断転載厳禁 | Posted at Nov.05 00:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする