參考畫像:BESSON NEW STANDARD Bbコルネット
ザラザラしてゐると言っても、ザラザラが手に付いたりすることはない。作り方は色々あるが、ベッソンやB&Hの場合、「サンドブラスター」といふ手法で加工される。空氣壓を利用した機器を用いて、加工用の砂などを樂器表面に均一に吹き付けて削った後、銀メッキをかける。
この方法は、加工の際に大量の微粉塵があがるので、加工する者の健康を害するおそれがある。ベッソン、B&Hがサテンシルバーを中止したのも、この爲ではないかと想像する。
なほ、サンドブラスターによる加工の他に、「強烈な風壓で表面を削る」とか「ワイヤーブラシを使って、表面を削る」とかいふ手段がある。マウスピースのサテン加工や比較的小さな楽器(ヤマハのトランペットやコルネット)などは前者が用ゐられてゐるやうで、後者は海外のサキソフォンなどに用ゐられてゐるやうである。
