2008年05月13日

若い人のためのサテンシルバー講座 その3

 この表面を拡大すると、このやうになる。

 satin_cornet.jpg
 參考畫像:BESSON NEW STANDARD Bbコルネット

 ザラザラしてゐると言っても、ザラザラが手に付いたりすることはない。作り方は色々あるが、ベッソンやB&Hの場合、「サンドブラスター」といふ手法で加工される。空氣壓を利用した機器を用いて、加工用の砂などを樂器表面に均一に吹き付けて削った後、銀メッキをかける。

 この方法は、加工の際に大量の微粉塵があがるので、加工する者の健康を害するおそれがある。ベッソン、B&Hがサテンシルバーを中止したのも、この爲ではないかと想像する。

 なほ、サンドブラスターによる加工の他に、「強烈な風壓で表面を削る」とか「ワイヤーブラシを使って、表面を削る」とかいふ手段がある。マウスピースのサテン加工や比較的小さな楽器(ヤマハのトランペットやコルネット)などは前者が用ゐられてゐるやうで、後者は海外のサキソフォンなどに用ゐられてゐるやうである。
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器・メーカー
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