今回の書籍の爲に依頼されたのはピストン系ばかりでしたが、それでもこんなにあるんですね。ノーマルなユーフォニアムを見ると、なぜかホッとします(笑)。これでロータリー系まで入ったら、かなりややこしくなります(まぁそれが現状なのですが)。
月末、ウィーンに行ってきます。あまり知られてゐないことですが、實はウィーンとユーフォニアムは、縁が深いのです。F.ゾンマーのゾンメロフォンを基に、F.ボックによって製作された、元祖「Euphonion」は、ウィーンにて特許の取得がされてゐます(1844年)し、そのスケッチは、ウィーン工科大学にあります。ブルックナーは、自身の「行進曲 変ホ調」で、テノールホルンとは別に「Euphonion」のパートを書いてゐますし、ウィーンの行進曲のスコアには、ドイツとは違って、しばしば「Euphonion」や「Euphonium」のパートが見られます。
とは言っても、一應は新婚旅行ですので、あんまりディープにするわけにもいきません。さしあたって、
・美術史美術館(樂器博物館あり)
・ドブリンガー(樂譜屋)
・ナッシュマルクトの蚤の市
・樂器屋
を訪問豫定です。ユーフォニアムが生まれた國の空氣を、いっぱい吸いこんで來ることにします。何か収穫があるといいな、なんて思ふと、ワクワクしてきます。
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【ユーフォニアムの歴史と研究の最新記事】
昨年Jupiterを販売していただいたalfineです。その節は有難う御座いました。
HPはよく見ていますが、Blogがあったのですね。本日始めて気づきました。(^^;
そうそう、ご結婚されたそうで、おめでとう御座います!
新婚旅行に楽器屋さんめぐりは、ちょっと厳しいですね。
私は、円高になってきたのと、テロが少なくなってきたので、今年の7月にLondonへ行くことにしました。どこかお勧めのSHOPがあったら教えて下さい。
イギリスも行きたかったのですけれどね… まぁ、またの機會を待ちます。