2007年05月07日

ベッソンのサクソルンバス

  besson_basse.jpg

 ベッソンのサクソルンバスが届きました。Lars Kirmser 氏の The Music Traderシリアルリストによれば、1890年から1895年の製造ださうです。

 第1〜第4ヴァルヴは、ユーフォニアムと同一の音程です。第5ヴァルヴに工夫がありまして、管に下駄が仕込んであり、全部繋げれば第1ヴァルヴとほぼ同じ、短い管だけを繋げれば第2ヴァルヴとほぼ同じ音程となります。

  besson_basse02.jpg

  かういふ抜差管です

 ベッソンとB&Hは、今でこそ「同じ會社」といふイメージがあり、思考する上でもつい混同してしまひ易いです。昭和58年の 日本版 BOOSEY & HAWKES カタログによれば、ベッソンがB&Hの傘下に入ったのは、割と近年の1940年(昭和15年)です。それまでに製造された両社の樂器畫像を随分見ましたが、それぞれ別のタイプの樂器を製造してゐることがわかります。

 なほ、ベッソン社のロゴが入ったサクソルンバスやユーフォニアムは、色々見つけることが出來るのですが、B&H 社(又はその前身の BOOSEY 社と HAWKES & Son 社)のロゴが入ったサクソルンバスといふのは、未だ見つけられません。
タグ:歴史
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアムの歴史と研究
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