ウィルソンのTA2900の中細管を入手して、なかなかいい鳴りなので、しばらく使ってゐましたが、周りからの評價は、Willson の均等な鳴りを評價する人と、いつものB&Hの澁い味はひを評価する人とに、眞っ二つ。兩方置いておければいいのですが、そんな金銭錢的余裕はありません。結局TA2900は、賣却となりました。ある人の言ったこの一言が決め手でした。
「ベッソン系の樂器で吹いた方が、岡山さんらしい演奏だ」
自分の體臭と同じで、普段の自分の演奏のにほひといふか、かほりといふのは、わかったやうでわからないものですね。
とはいへ、私のB&Hも、最近の曲に「普通に」出てくるやうなややこしい譜面になると、どうもヨタヨタし出す始末。いや、毎日8時間ぐらゐ練習すればできるのかも知れませんが。やはりちょっと樂をするためには、新しい樂器も用意しておきたいと思ひ、丁度、ヨークの 3067 プリファレンスが入ってきたので、これを使ふことにしました。響きはベッソンに近く、レスポンスはかなり良いです。ピッチのクセもベッソンぽく、ある意味修正がしやすいです(笑)。
しかし、人間あまり便利なものを使ってはいけません。トリガーに慣れすぎて、結局 York にも着けることにしました(取外し可能 → これ)。

質問なのですがトリガーを取り付ける際のスライドの平行やすりあわせはどうなされましたか?
自分の楽器にも付けたいかな〜などと考えまして。
「楽器屋か修理屋に依頼しませう!」
その費用と、使えなくなったパーツ代と、どっちが安いですか?