東日本大震災復興応援自由演奏会@桜木町に参加してきました。
http://www.bandpower.net/news/2011/03/06_jiyuu/01.htm 桜木町駅前 コレットマーレ(動く歩道横)1階エントランス前での演奏でしたが、とんでもなく寒く、休憩時間には店内で暖を取ってゐました。
あまり寒さに、無印良品でスパッツを買はうとしましたが、もう4月です。男性用は置いてませんでした。仕方なく女性用XLを買って、トイレで着替へました。
それにしても寒くて、演奏中もガタガタ震へてしまひ、いやぁ、身体が贅沢になって、辛抱が利かなくなったと、つくづく思ひました。
ユーフォ、テューバパートの一部
演奏曲目は、
ブロックM
吹奏楽のための民話
陽はまた昇る
桜の木になろう
ありがとう
さすけねぇ
アルセナール
ルパン三世
上を向いて歩こう
「陽はまた昇る」
The Sun Will Rise Again
for the victims of the Japanese earthquake and tsunami, March 2011
は、P.スパークが東日本大震災の復興を願って作曲したものです。スパークらしい、綺麗な温かい響きのする曲でした。今年、あちこちで聴かれるやうになるでせうね。
「さすけねぇ」は、福島県、会津は喜多方に住む私の後輩、
細川佳那枝 女史の作曲。もともと「きたかた喜楽里博のテーマソング」だったものを、今回の震災からの復興を願ったヴァージョンにしたもの。「さすけねえ」は、「大丈夫」の意味ださうです。彼女らしい前向きな歌詞と、ほのぼのとしてローカル色豊かな響きの曲です。
VIDEO 「宝島」では、ソロ部分を増やしての演奏でしたが、名乗りをあげた方の一人が行方不明になったのか、曲中に指揮者から指名されてしまひました。のんびりしてゐたので、かなり慌ててしまひましたし、準備も何もしてないので、文字通りのアドリブ。上げたい音に上がらなかったり、「あれ、このフレーズさっきやったよな」とか、「あれ、元のソロと同じフレーズになった」とか、「この音はないよな」とか、メロメロでした。
お客さんに聴いていただけるレヴェルには程遠いですが、伴奏とリズムを体で感じながら、全神経を集中して、その場で音楽を作り出すことは、とても厳しく、容赦なく、楽しく、挑戦したくなる、といふことを思ひ出しました。自分の音楽経験も、感覚も、瞬発力も、奏法も、全てが露になるわけです。
正直な話、震災復興を応援しようといふ程の思ひはありませんでしたが、自助協力「自らを助け、而して他に力を貸すべし」といふ思ひを抱いた一日でした。
私をはじめ、日本国民が自分自身を見捨ててしまったら、その時こそ日本の終はりなのでせう。
【おまけ】
CONNの1918年頃のE♭バステューバを購入し、ホクホク顔の杉山淳氏。
Copyright(C) 2011 岡山(HIDEっち) (PROJECT EUPHONUM http://euphonium.biz/) All rights reserved. 文章・画像の無断転載厳禁 | Posted at Apr.04 02:11
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