2008年03月27日

渋谷区青少年吹奏楽団 第30回定期演奏会

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 リハーサル風景

 毎年3月26日になると、特別な感情が湧き上がります。私が高校を卒業するまで所属してゐた渋谷区青少年吹奏楽団の「定期演奏會の日」なのです。ここ15年ぐらゐは、土曜か日曜の開催でしたが、今回第30回を迎へた定期演奏会は、再び3月26日の開催でした。所は渋谷CCレモンホール(私には「渋谷公会堂」の方が馴染みがあるのですが)。

 自分の息子や娘といってもいいくらゐの子供らに混じって、久しぶり(5年振りくらゐ)にお手傳ひさせて頂きました。ユーフォニアムは6人もゐるので、トロンボーンを演奏しました。といっても、クラシック用の樂器は持ってゐないので、ビッグバンドで使ってゐたキング3Bに、大きめのマウスピース(バック5G)をつけての演奏。それでも、ffでアクセントとなると、カキーンと音が張ってしまひますが、まぁ仕方がないです。

 近年恒例のゲスト演奏(この樂團の卒團生)は、クラリネットの三界秀美氏(東京都交響楽団首席)。當團一期生ださうです(私は七期あたり)。曲目はウェーバーの小協奏曲。ソロは勿論、小編成の響きがまた良かったです。といふよりも、なんと言ひますか、曲の格が違ひすぎると感じました。A.リードの曲も、これはこれでいいのですけれどね。私は降り板でしたが、響きに浸りながら、うらやましく聽いてゐました。

 あまり知名度のない樂團なのですが、卒團生には、プロとして活躍する人が結構ゐるのです。三界さんの他にも、

 バストロンボーンの野々下興一君(フリー)
 トランペットの奥沢大輔君(ディスニーシー、フリー)
 ギター新井伴典君(在團當時はクラリネット)
 テノール歌手の大久保憲君(在團當時はトロンボーン)

他、音大等を卒業して、音樂隊やソリスト、指導者、フリーとして活躍する者がゐまして、當團の講師となった者(フルート、クラリネット、トランペット)もゐます。面白いことに、最初から上手かった奴もゐるにはゐるのですが、どっちかと言ふと、「コイツ、高校卒業したら、もう樂器なんかやらないだらう」と思ってゐたやうな輩に、プロとして活動してゐる者が多いのです。もしかして他にやることなかったのでせうかね。

 會場には野々下君も來てくれまして、「先輩、いつのまにトロンボーンになったんですか」と突っ込まれました。1部終了後に樂屋に來たので、2部は彼の耳を意識する羽目になってしまひました(笑)。野々下君はスタジオでも活躍してゐるので、映畫のクレジットで彼の名前を見つけて驚くことも屡々です。數年前、「海猿」と「ローレライ」でやられました。映畫はつまらなかったけれど、彼のプレイがよかったことが記憶に殘ってゐたりします(笑)。
posted by 岡山(HIDEっち) at 02:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年03月24日

ダメだこりゃ

 新入学、新学期も近いので、「ユーフォニアム・クイズ」でも作らうかと思ひ、試しに作ってみたら… クイズになりませんでした。

http://www.euphonium.biz/euphonium.html

 歴史は「あてっこ」されるのを拒絶しているといふことでせうか。

 時々、本当は簡単な事を、私がわざわざややこしくしてゐる、といったやうな批判を、遠まはしに浴びせられます。しかし実際は、ややこしい問題なのだけれど、今まで触れないできたのではないでせうか(触れなかったから「ダメ」と言ひたいのではありません、念のため)。

 現場主義にも資料主義にも陥らず、「何が正しいか」を求める姿勢をとり続けるということは、思ひのほか困難なことです。
posted by 岡山(HIDEっち) at 20:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | ユーフォニアムの歴史と研究

2008年03月17日

ワルシャワフィルハーモニー管弦楽団

 LD「国立ワルシャワフィルハーモニー管弦楽団」を觀ました。ポーランドを代表するオーケストラで、このごろは天野正道氏の作品を録音したことで話題になりました。1988年の來日コンサート(サントリーホール)のライヴ収録です。曲目はヴァークナーの「ワルキューレの騎行」、ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」、ムソルグスキー/ラヴェル編、組曲「展覧會の繪」です。予想以上に「派手」な演奏で、特に金管樂器の鳴りは、かなりのものです。會場で聽きたかったです。

 のっけの「ワルキューレ」から、ドイツ式バリトンが2名、編成に入ってゐました。ホルンパートの前列に一名、後列に一名です。客席から觀ると、後ろのコントラバステューバから前に向かって、一列に配置されてゐます。かういふ竝び方は珍しいですね。ワルキューレはTenortuben(記譜Es)とBasstuben(記譜B)が2パートずつある曲ですが、通常これらのパートはホルン奏者がヴァークナーテューバで演奏してゐます。今回のドイツ式バリトンがどのパートを演奏したのかは、判りません。二人ともトロンボーンと持ち替へのやうで、當時の東ドイツ製B&S社のモデル3046を使ってゐるやうです。「騎行」の部分だけですので、ドイツ式バリトンを使った効果までは、よく判りませんでした。

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  B&S Nr.3046

 「展覧會の繪」では、「ビドロ」のソロをドイツ式バリトンで演奏してゐました。この方、他の部分はトロンボーンを演奏してゐたので、全曲終了後に指揮者から立たされる時に慌ててバリトンを持ってゐました(笑)。「ポーランドの樂團が演奏するビドロ」といふことで、重々しい演奏を想像してゐましたが、さにあらず。勢ひのある力強い演奏でした。

 殘念ながらDVD化されてをらず、現在は「ピアノ協奏曲第一番」と「展覧會の繪」を収録したCDのみ入手出来るやうです。
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアム関連のCD・DVD

2008年03月15日

Egerländer Musikanten

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 Ernst Mosch und seine Original Egerländer Musikanten - Mein Leben die Musik ← クリックすると注文できます(但しドイツ語)。

 恐らくドイツで最も有名なフォルクスムジークバンド、エーガーランド樂團。リーダーのエルンスト・モッシュ氏はドイツ版Wikipediaにも掲載されてゐます。氏は惜しくも21世紀を待たずして亡くなられましたが、このDVDは、モッシュ氏の生前に収録されたTV番組3本をまとめたもののやうです。特に氏の足跡を辿るドキュメンタリーが興味深いです(ビッグバンドでトロンボーン、吹奏樂團ではテノールホルンを演奏してゐたさうです)。とても樂しい演奏なのですが、リハーサルではモッシュ氏が何度もダメ出しをします(これのどこがダメなんだらうと思ふくらゐ、緻密です)。

 發賣されたアルバムの數も多く、最近は日本でも入手できるやうになりました(ここをクリックすると注文できます)。

 20年前、ドイツでマイスター・アントンのドイツ式バリトンを購入しましたが、本來どのやうな音色がする樂器なのかがわからず、マウスピースの選擇にも困ってゐました。3年後に再びドイツを訪問する機會に恵まれ、その時に「I want to buy a lot of BLASMUSIK CD!」と言って訪ね歩いて、家電賣場の店員から紹介されたのが、このエルンスト・モッシュ率ゐる、エーガーランド樂團のCDでした。これを聽くと、テノールホルンやバリトンの響きが堪能できます。

 ちなみにエーガーランドとはチェコとドイツの國境あたりで、ドイツ側からすればバイエルン、チェコ側からすればボヘミアといふことになります。かういふところです。澤山の樂團があるやうで、この地方の有名バンドの演奏を収録したDVDも發賣されました。

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 Bayern Burgen Blasmusik ← クリックすると注文できます(ただし、ドイツ語)。

 とても樂しい演奏ばかりで、よく觀てゐます。エルンスト・モッシュ氏からバトンを受け繼いだ、エルンスト・フッター氏(奇しくもモッシュ氏と同じ名前、そしてトロンボーン、テノールホルン奏者!)率ゐる新生エーガーランド樂團も登場します。フッター氏とショール・トニー氏(ウチのサイトの「Euphonium Players in the World」にご登録いただいてます)は、メルトンのエーガーランドモデルのテノールホルン(3ヴァルヴ、メインテューニングスライドトリガー、珍しい銀メッキ仕上げ)を明るく朗々と演奏してゐます。他、ジャーマンブラスや、あのガルミッシュ・パルテンキルヒェン音樂隊やバイエルン警察音樂隊といった大御所吹奏樂團、またエーガーランド樂團に迫るミヒャエル・クロスターマン樂團を初めとするフォルクスムジークバンドが澤山登場します。

※ ご紹介しましたDVDは、全てPAL形式です。日本DVDプレーヤーはNTSCといふ別の規格ですので、そのままでは觀られません。パソコンなら大體大丈夫なやうです。私はPAL對應のデッキで觀てゐますが・・・。
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアム関連のCD・DVD

2008年03月14日

レッチェのユーフォニアム

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 Lätzsch Konzert Euphonium

 S氏から頂いた情報ですが、なんと、ドイツの名工房レッチェから、ユーフォニアムが出る模樣。スペックはこんな感じです。

・4ロータリーヴァルヴ(レッチェの「フル・フロー・ヴァルヴ」を採用)
・コンペンセイティング(その爲ヴァルヴの配置は右3、左1)
・メインテューニングスライドトリガー

 ベルからU字管、2番管までは、ユーフォニアムの形状ですね。ロータリーでコンペンセイティング(セミダブル)のユーフォニアムは初めてではないでせうか。メルトンのバリトン・エクスポートモデルもユーフォニアムの形状でしたが、ロータリーはシングルでした。どんな音がするのでせう。吹き心地は・・・ 氣になりますね(笑)。

 価格は不明です(きっと受注生産で、高いんでせうねぇ)。今年のムジークメッセでお披露目でせうか。そのうちベルリンフィルに登場するのでせうか?

 http://www.laetzsch-brass.de/
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器・メーカー

2008年03月13日

ベネズエラ・ブラス・アンサンブル

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 Venezuelan Brass Ensemble / Gran Fanfaria ← クリックすると注文できます。

 S氏に紹介されて、年末に買ったのですが、ずっと觀てゐなかったDVD、ベネズエラのブラスバンドライヴ(ベルリン)です。ブラスバンドと言っても、編成はサクソルン族ではありません。(調性もヴァルヴも)各種Trp. Hr. Trb. Eu. Tu. Perc です。ブラスアンサンブルと言ふには、編成がデカすぎます(フィリップジョーンズにも、かういふ大編成がありましたが)。若い奏者ばかりで、技術も元氣もあって、樂しめる一枚です。

 編成にはユーフォニアムも一人入ってゐますが、全曲で大活躍です。使ってゐる樂器はヤマハ YEP-321S・・・ ではなく、なんと YEP-201です。これがまたいい響きで、驚きます。

 ちなみにベネズエラってどこなのか、知ってゐるやうで知りませんでしたが、ここなんですね。リズムが飛び抜けてよいのも、納得が行きます。
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアム関連のCD・DVD

2008年03月01日

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

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 上映中の映畫『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』。主演のダスティン・ホフマンが、ユーフォニアムを吹くシーンがあるさうだ。あまりのど下手な吹きっぷりに子供から文句を言はれ、「明日はリサイタルだ」と切り返すとか。ま、DVDでもいいかな、と思ったりする出不精な私でした(笑)。

 サントラにも、ちゃんと一曲あるさうな。

 ここから注文できます(DVDはまだです)→『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋
posted by 岡山(HIDEっち) at 01:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアム関連のCD・DVD