リハーサル風景
毎年3月26日になると、特別な感情が湧き上がります。私が高校を卒業するまで所属してゐた渋谷区青少年吹奏楽団の「定期演奏會の日」なのです。ここ15年ぐらゐは、土曜か日曜の開催でしたが、今回第30回を迎へた定期演奏会は、再び3月26日の開催でした。所は渋谷CCレモンホール(私には「渋谷公会堂」の方が馴染みがあるのですが)。
自分の息子や娘といってもいいくらゐの子供らに混じって、久しぶり(5年振りくらゐ)にお手傳ひさせて頂きました。ユーフォニアムは6人もゐるので、トロンボーンを演奏しました。といっても、クラシック用の樂器は持ってゐないので、ビッグバンドで使ってゐたキング3Bに、大きめのマウスピース(バック5G)をつけての演奏。それでも、ffでアクセントとなると、カキーンと音が張ってしまひますが、まぁ仕方がないです。
近年恒例のゲスト演奏(この樂團の卒團生)は、クラリネットの三界秀美氏(東京都交響楽団首席)。當團一期生ださうです(私は七期あたり)。曲目はウェーバーの小協奏曲。ソロは勿論、小編成の響きがまた良かったです。といふよりも、なんと言ひますか、曲の格が違ひすぎると感じました。A.リードの曲も、これはこれでいいのですけれどね。私は降り板でしたが、響きに浸りながら、うらやましく聽いてゐました。
あまり知名度のない樂團なのですが、卒團生には、プロとして活躍する人が結構ゐるのです。三界さんの他にも、
バストロンボーンの野々下興一君(フリー)
トランペットの奥沢大輔君(ディスニーシー、フリー)
ギターの新井伴典君(在團當時はクラリネット)
テノール歌手の大久保憲君(在團當時はトロンボーン)
他、音大等を卒業して、音樂隊やソリスト、指導者、フリーとして活躍する者がゐまして、當團の講師となった者(フルート、クラリネット、トランペット)もゐます。面白いことに、最初から上手かった奴もゐるにはゐるのですが、どっちかと言ふと、「コイツ、高校卒業したら、もう樂器なんかやらないだらう」と思ってゐたやうな輩に、プロとして活動してゐる者が多いのです。
會場には野々下君も來てくれまして、「先輩、いつのまにトロンボーンになったんですか」と突っ込まれました。1部終了後に樂屋に來たので、2部は彼の耳を意識する羽目になってしまひました(笑)。野々下君はスタジオでも活躍してゐるので、映畫のクレジットで彼の名前を見つけて驚くことも屡々です。數年前、「海猿
