2007年05月25日

ユーフォニアムについての獨言

  01.jpg
  畫像は、ただ今賣り出し中のBESSON NEW STANDARD CLASS A
  どうぞ中古樂器のページ

 一體ユーフォニアムとはなんぞや? 何を以てユーフォニアムとするのか。この問ひは、やはり私の心から離れない。

續きを讀む
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:47 | Comment(1) | TrackBack(0) | ユーフォニアムの歴史と研究

照喜名氏&ユーフォマン登場ライヴ

  kabb_070602flyer_500.jpg

■06/02(土)
「鬼頭 哲 ブラスバンド の 東京の合唱」
〜DVD発売記念コンサート in 東京
場所:新宿 PIT INN
http://www.kito-akira.com/brassband
時間:14:00開場 14:30開演
料金: 前売・当日ともに2,500円(1ドリンク付)
※ご予約はピットインまで(開場時優先入場)

 メンバーの照喜名さん曰く「ユーフォニアム(自分ですが。。。)が世界一おいしいバンドではないかと。。。」こりゃもう必見ですな。終演後、ミニオフでもやりませうか?

■06/03(日)
TubamanShow東京公演
場所:東京都杉並区荻窪 名曲喫茶「ミニヨン」
http://members.jcom.home.ne.jp/stmera/mignon/
時間:19:00-
料金:一般2,000円 高校生以下1,500円

 またまたメキシコからテューバマンショーが來日!

 そして照喜名さんが、心温まるユーフォニアムの演奏をご紹介下さいました。さうさう、きっとユーフォのかういふところが好きなんですよね、私達は。さ〜て、この演奏をしてるのは・・・

http://www.youtube.com/watch?v=Vs8JzhpkGUY
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート・ライヴ

2007年05月17日

1930年頃の帝國海軍使用?ユーフォニアム

 Yahoo! オークションに面白い楽器が出ていました。 

  bf.jpg

 チェコの名器ボーラント&フックス70年前のヴィンテージ

 B&Fはチェコの老舗メーカーで、共産化後は「アマティー」「チェルヴェニー」に吸収されます。商品説明によりますと、

「1930年代の満州事変の折海軍で使用された物と聞いており、
海軍の軍服と一緒に保管されておりました。
製造年月日の詳細は判りませんが、その頃の物と思われます。」

とあります。チェルヴェニーを初め、チェコ(クラスリッツ)のメーカーは、古くからピストン式の楽器もロータリー式の楽器も製造してをり、海外への輸出も盛んだったやうです。故大石清先生も、第一商業で4本ピストンのチェコ製のユーフォニアム(「小バスではない」と強調)を使ってゐたと「テューバ抱えて」(音楽の友社刊)に書いてをられましたが、この頃の楽器を使っていたのでせうね。
タグ:歴史
posted by 岡山(HIDEっち) at 21:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアムの歴史と研究

2007年05月11日

アルトユーフォニアム?

  IMGP0314.jpg

 かねてから、E♭アルトホルン(テナーホーン)よりも管が太くて、「アルトユーフォニアム」と言へるやうな樂器があったら面白いと思ってゐました。ドイツやチェコですと、ロータリー式の太いアルトホルンがあり、トロンボーン細管シャンクのマウスピースが入るものも注文できます。しかし、ユーフォニアムをそのまま高音域にしたやうな、ピストン式のものといふと、これまでお目にかかりませんでした。噂では、「東京バリテューバアンサンブル」で使ってゐるのを見た、とか。

 で、なんと「アルトユーフォニアム」っぽい樂器を入手しました。その名も、YAMAHA YEH-901ST! さう、ヤマハなのです。1980年代中頃に作られたアルトホルン YAH-601ST の改造型といふ感じです。このYAH-601STと、YAH-202といふモデルは、従來のイギリス式テナーホーンに比べて管が太く、レイアウトもユーフォニアムに近いゆったりとしたものでした。どうも、これにトロンボーンの細管シャンク用レシーバーとマウスパイプを装着したやうです。

 單に、トロンボーンやユーフォニアムのマウスピースのシャンクをアルトホルン用にしたり、アルトホルンのレシーバーをトロンボーンの細管シャンクに合わせたりした場合、上のレ(實音F)が異様に低く感じられたりするのですが、このモデルはそのやうなことはありません。恐らく、見えない部分の工夫があるのでせう。第1ヴァルヴにはトリガーも付いてゐますので、うはずりやすい音の調整も可能です。

 調べてみると、洗足音樂大學にも一台あるやうです。アトリエで何台か特注で作って、ごく一部に何台かが回ったのかもしれません。良いお買ひ物でした。
posted by 岡山(HIDEっち) at 02:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | 楽器・メーカー

2007年05月07日

ベッソンのサクソルンバス

  besson_basse.jpg

 ベッソンのサクソルンバスが届きました。Lars Kirmser 氏の The Music Traderシリアルリストによれば、1890年から1895年の製造ださうです。

 第1〜第4ヴァルヴは、ユーフォニアムと同一の音程です。第5ヴァルヴに工夫がありまして、管に下駄が仕込んであり、全部繋げれば第1ヴァルヴとほぼ同じ、短い管だけを繋げれば第2ヴァルヴとほぼ同じ音程となります。

  besson_basse02.jpg

  かういふ抜差管です

 ベッソンとB&Hは、今でこそ「同じ會社」といふイメージがあり、思考する上でもつい混同してしまひ易いです。昭和58年の 日本版 BOOSEY & HAWKES カタログによれば、ベッソンがB&Hの傘下に入ったのは、割と近年の1940年(昭和15年)です。それまでに製造された両社の樂器畫像を随分見ましたが、それぞれ別のタイプの樂器を製造してゐることがわかります。

 なほ、ベッソン社のロゴが入ったサクソルンバスやユーフォニアムは、色々見つけることが出來るのですが、B&H 社(又はその前身の BOOSEY 社と HAWKES & Son 社)のロゴが入ったサクソルンバスといふのは、未だ見つけられません。
タグ:歴史
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアムの歴史と研究

2007年05月06日

ドルチェ楽器管楽器アベニュー東京

  366.jpg
  コルトワのサイトより

 新宿ドルチェ楽器管楽器アベニュー東京にて、5/6まで、ユーフォニアムスペシャルフェアをやってゐたので、顏を出してみました。

 店員さんによると「ウィルソンのTA2900は各モデルを常時複數から選擇できるやうに仕入れてゐます。ヤマハやイオも各モデルを取り揃へ、ベッソンはソヴェリン、プレスティージュ共にドイツで生産されたものを順次入荷してゐます」とのこと。昨年オープンした頃は、ユーフォニアムの品揃へが今ひとつだったのですが、今は随分力を入れてゐるやうです。

 そして特筆すべきは、コルトワのサクソルンバスの各モデルを入荷してゐることでした。コンペの銀メッキ(AC366-2 ELITE)、サテンラッカー(AC366-3 DUKE 山田伊津美さんも使用のモデル)、5ヴァルヴノンコンペ(AC266-2 ELITE)の銀メッキと、3種類もありました。まだサクソルンバスの音色を體驗したことのない方、是非訪れてみてください。

 コルトワのサクソルンバス用のマウスピースをリクエストしておきました。届いたら樂器持ってまた行かうと思ひます。

 初めて行かれる方は、場所がちょっとわかりにくいので、地図を印刷していくとよいと思ひます。郵便局の前を何度も往復せずにすみますので。
posted by 岡山(HIDEっち) at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器・メーカー

長野旅行ついでに

  sanada.jpg

 連休を利用して、長野まで旅行してきました。道中、以前にさとうさんやししさんから情報を頂いてゐた「ペリー來航時に冩生されたユーフォニアムの繪」を拜みに、松代市の「真田宝物館」へも行ってきました。

 殘念ながら、當日は展示されてをらず、拜むことは出來ませんでした。ギターなどの演奏の繪はあったのですが。かなり丁寧な所蔵品目録があるやうなので、今度司書さんに訊いて、取り寄せてみようかと思ひます。
タグ:歴史
posted by 岡山(HIDEっち) at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアムの歴史と研究

2007年05月01日

再び「ロング・エンゲージメント」

  long.jpg

 やっと觀ました。なんといふか、困難な境遇にありながらも、靜に前向きな女の子の物語。綺麗な繪葉書のやうな映像や、身體が固まってしまふ戰鬪シーンなど、樂しめました。主演のオドレイ・トトゥが「テューバ」を吹く場面が何度もあり、この物語の重要なキャラクターを担ってゐることに氣付かされます(そこのところは是非映畫を觀て下さい)。音色は正にサクソルンバス。心地よいです。映畫における、かういふ音の使ひ方、いいなぁと思ひました。ただ、最近の映畫やテレビドラマに多い大げさな音樂が、やはり各場面を盛り上げようとしてゐまして、どうもそこには馴染めませんでした。

 さて、「フレンチテューバ」と思ってゐた樂器、よく觀ますと、4ヴァルヴで、調性はちょっと自信がありませんが、全体のバランスからしたらB管なのではないかと思います。ベルの広がり方はサクソルンで、レイアウトはユーフォニアムっぽいです。フランスの古いモデルに良くあります(例へばベッソンのこんなの)。映畫では、「テューバ」としています。フランスでは、やはり「テューバ」と呼ばれるのでせうか。

 實際に演奏してゐる奏者は不明ですが、「Professeur de Tuba Philippe PORTE」とクレジットがあります。テューバの指導は、フランス國家警察管弦樂團の Philippe PORTE 氏(この方)です。もしかしたら演奏もこの方なのかもしれません。

 この音色が、映畫では大きな役割を担ってゐます。ユーフォニアムをメジャーに!と言ふ人は澤山ゐますが、どうしてこの映畫のことがユーフォニアムの世界で話題にならなかったのでせうか。役割は大きかったけれど、地味だったからでせうか。もしかして、單に私が知らなかっただけでせうか。

 ここから注文できます → A Very Long Engagement
タグ:グッズ
posted by 岡山(HIDEっち) at 00:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユーフォニアムグッズ